子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのやさしい教科書

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのお役立ち情報

【離乳食】大根 野菜スープからの取り分け

こんにちは。

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。

子どもに食物アレルギーがあるとわかって、
直ちに困るのが、日々の食事作りですよね。

初めて、アレルギー対応の食事作りをされる方は、
記事 食べられるもんさがし】を
まずは、お読みください。


今日、お伝えする『大根』は、
ビタミンCや消化酵素が含まれ、
胃腸にやさしい野菜です。

生では辛みがありますが、
加熱すれば甘くやわらかくなるから
離乳食には最適の食材のひとつです。

旬は、冬。
大根は、部位によって
味やかたさが違います。
先端部分は辛みが強く、
葉に近い部分は
繊維が多くてかたいのが特徴。

離乳食には、甘みがあって
やわらかい中央部を
使いましょう。


葉っぱは、カルシウムが豊富に
含まれます。
ゆでて刻んだら
離乳食から食べられます。


離乳食は、①ゴックン期→②モグモグ期→③カミカミ期→④パクパク期とすすみます。
大根は、ゴックン期から使える食材です。


わが家では、大根1本から、
①先端部分は、炒め物
②真ん中は、野菜スープ(☆今回の離乳食は、こちらから、取り分けます)
③大根餅 
④大根葉→子ども用は、ゆでて刻む
⑤大根葉→大人用は、刻んで炒め、ふりかけを作ります。


今回の調理には
真ん中の部位だけを
使います。


【②野菜スープ】
ゴックン期の場合、
切り方は、拍子木切り。

煮つけに、味付けは、しません。
昆布と一緒に、水だけで、
フタをして、炊きます。
水の量は、ひたひたくらい。

やわらかく煮た大根は、
『すりおろし器』で
すりおろしましょう。
陶器の『すりおろし器』は
使いやすくて、オススメです。

スープは、取り分けた後、
大人の分だけ、味を
つけます。


【①先端部分の炒め物】
薄く油を敷いたフライパンに、千切りした大根を入れ、
塩少々を振り、フタをして、弱火で、火を通します。
火が通ったら、ベーコンを加え、ベーコンに火が通ったら完成。


【③大根餅】
1)大根を、おろし金で、おろす。
2)軽く水分をしぼる。
3)粉を足す。
4)温めたフライパンに油を敷き
適量を落とし入れ、表裏を焼く。

消化器が未熟な赤ちゃんに、油は負担になります。
炒め物は、大人が食べましょう。