子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのやさしい教科書

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのお役立ち情報

アレルギーっ子に、ウィンナーを食べさせますか?①

こんにちは。

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。

『食コラム』カテゴリーでは、
わたしが、食物アレルギーのおかげで
知りえたこと、気づいたことなど、
『食』に、まつわるあれこれについて
つづっています。

アレルギーがあろうが、なかろうが、
『食べることは、生きること』です。
正しい食生活は、
健康と密接につながっています。

あなたは、
赤いトマトなら
食べたいと思いますよね?

青いトマト(緑のトマト)を見ても
食べたいとは
思いませんよね?

あなたは、
赤いイチゴなら
食べたいですよね?

白いイチゴが
スーパーに並んでも
買いたいとは
思いませんよね?


これらは、
どういうことなのでしょうか?









これは、
脳の働きによるものです。
『本能』と
表現することもできます。


ヒトは、
太古のむかしから、
『赤色=熟している』と
判断してきたからです。

熟していない実は
おいしくないですものね。




この法則をウィンナーに
当てはめてみましょう。

スーパーに
赤いウィンナーと
それほど赤くないウィンナーが
並んでいるとします。


すると、
知識がなく、
本能で選ぶと
『より赤いウィンナーを選ぶ』のです。
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その『赤色』が
たとえ食品添加物
着色されたものだとしても。


では、『ウィンナー』は
本来、何色なのか?

それは、
『ウィンナー』の製造方法を知ると
わかります。

原料肉→ミンチ→塩せき・配合→混合→充填→くん煙→加熱→冷却→包装

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あなたは、
BBQなどで
肉を焼いたことがありますよね?

肉を焼いたら
何色になりましたか?

赤色になりましたか?


茶色になりましたよね?


つまり、
『ウィンナー』は
本来、茶色だということに
なります。
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赤くするために使われる
食品添加物の代表は、
発色剤(亜硝酸ナトリウム)です。


この『発色剤(亜硝酸ナトリウム)』
身体に害がないのなら
赤くてもいいのですが、
残念ながら、
絶対に避けたい食品添加物とされています。

以下に、
『子どもに食べさせたくない食品添加物』芽ばえ社
の文章を引用します。

(引用はじまり)
【体への影響は?】
以前から安全性が強く疑問視されてきた
代表的な食品添加物です。
強い急性毒性がありますが、
微量だから問題ないとして
使われてきました。
その上、魚や肉の中に広く存在している
アミンと結合し、強い発がん性をもつ
「ニトロソアミン」となるのです。
胃の中には胃酸があり、
この発がん物質ができやすい条件に
なっています。

【なぜ、使うようになったの?】
亜硝酸ナトリウムはもともと工業製品として
用いられてきたもので、
毒物及び劇物取締法劇物
指定されている
猛毒物質です。
致死量は約2gで、本来、とても食品添加物
使える化学物質ではありません。
色を維持できるだけでなく、この毒性が
細菌の抑制になるため、保存料としての効果が
あるとして用いられてきました。
ハムやソーセージなどの業界が、
大量生産・大量流通時代に合わせて
用いてきたといえます。(引用おわり)


いかがですか?

これを知ってもまだ
あなたは、
赤いウィンナーを買いますか?


亜硝酸ナトリウム
使われている主な食品は、
ハム、ソーセージ、ベーコン、
魚肉ソーセージ、いくら、すじこ
たらこなどです。


ちなみに、
ガン細胞は、だれでも
1日5000個ほどできるそうです。
でも、免疫の働きにより
消してくれているから
通常、ガンにはなりません。

でも、「ニトロソアミン」のような
強い発がん性物質を大量に、
しかも定期的に摂取したら、
もしかしたら免疫の働きが
追い付かない日が来るかもしれません。

あなたは、
子どもがよろこぶから、という理由で
赤いウィンナーを与えますか?



世の中には、
亜硝酸ナトリウムを使わないウィンナーを
製造している会社が、いくつかあります。
どこのスーパーにも置いてある、
というわけではないのですが、
スーパーを選べば、置いてあります。
わが家では、宅配業者さんに
届けてもらっています。

原材料が『肉、塩、砂糖、
香辛料、天然羊腸』のみという商品、
探せばあります!


【おまけのおまけ】
わが家の小さな庭には
いちごが植わっています。
赤くなるのを待つと
ダンゴムシに、
どれも食べられてしまうので
ある日、子どもが
赤くなるまで待てなくなり、
白いイチゴをパクっと食べました!

さぁ、どんな味だったでしょうか・・・?





酸っぱい味を想像していたのですが、
予想外に、味は甘かったのです!
「食べてみ」と渡されたわたし。

おそるおそる食べてみました。

うん!
案外、いける!

白いイチゴも甘かった!


でも、ねぇ。
やっぱり、イチゴは
赤いイチゴがいいな、と思いました。

今年もまた
春になると
ダンゴムシとの戦いが始まります。
ダンゴムシが先か、わたしたちが先か?

あるいは、
ダンゴムシが、実まで、
たどりつけない知恵と工夫が勝つか、
ダンゴムシの運動能力が勝つか?

一度、育ててみると、
いかに、神経をつかって栽培されているかが
よーくわかります。

そんなに強い野菜でもないので
農薬をたっぷり使って
栽培されているだろうことも
想像できます。

だって、スーパーのイチゴって
ピカピカですやん。

しかも生鮮品。
あっという間に傷みます。

しかも、衝撃に弱いので
過剰包装せざるをえません。

せっかく買ったイチゴ。
食べるときは、正しい食べ方で
おいしく、いただきましょうね。

ヘタをはずして、
ヘタの方から先に
口の中に入れるといいそうですよ。

イチゴは、先端(つまり、ヘタと反対側。とがっている方)から
熟するのだそうです。
つまり、先っぽほど甘いってこと!

舌が感じる味覚は、
舌の場所によって、
どの味覚を強く感じるかが
分かれています。

甘みを強く感じるのは
舌の先。

つまり、下の先に、
イチゴの先っぽが来るとベストポジション!
ということに、なります。

次回、お試しあれ~♪