子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのやさしい教科書

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのお役立ち情報

アレルギーっ子に、ウィンナーを食べさせますか?②

こんにちは。

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。

『食コラム』カテゴリーでは、
わたしが、食物アレルギーのおかげで
知りえたこと、気づいたことなど、
『食』に、まつわるあれこれについて
つづっています。

アレルギーがあろうが、なかろうが、
『食べることは、生きること』です。
正しい食生活は、
健康と密接につながっています。

記事 アレルギーっ子に、ウィンナーを食べさせますか?①】では
『ウィンナー』に含まれる
発色剤(亜硝酸ナトリウム)が
魚や肉の中に広く存在している
アミンと結合し、強い発がん性をもつ
「ニトロソアミン」となるということを
お伝えしました。
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ただ、身体には『免疫』という仕組みがあるので
一度食べたからといって、
ただちにガンになるわけではありません。

今日は、
『家庭でできる 子どもを食品添加物・農薬から守る方法』増尾 清著
の、75ページに掲載されていることを、
お伝えします。

(引用はじまり)
【安心・安全な食べ方①】ウィンナーに切れ目を入れ、
たっぷりの湯で約1分ゆでる。

理由:切れ目から添加物の約45%が湯の中に流れ出る。
炒めたり煮込んだりする場合も、あらかじめ
この下処理をする。


【安心・安全な食べ方②】ブロッコリーと一緒に食べる。
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理由:ブロッコリーは解毒効果の王様。
野菜の中でも特にカルシウムが豊富で、
ビタミンA、ビタミンCもたっぷり。
下ごしらえで除けなかった添加物の害の
抑制に効果的。(引用おわり)


ちなみに、ハム、ベーコンは、
一枚ずつお湯の中で約15秒ふり洗いをし
キャベツと一緒に食べるといいそうです。



わたしは、あれはダメ、これはダメと
ダメだめダメだめ・・・・ばっかりの中で
365日、毎日、食事を作っています。

だから、「これはダメ」と知ったときの
精神的ダメージは、いたいほど
よくわかります。

でも、こうして、
「こんな処理をすれば、少しマシだよ」とか
「こんな野菜と一緒に摂ると、害を減らせるよ」
と聞くと、少しホッとしますよね。

『食べることは、生きること』であると同時に
『食べることは、楽しいこと』だといいなぁと
わたしは思っています。

『同じ釜の飯を食う』ということわざもあります。
一緒にご飯を食べるって、
わたしは、しあわせなことだな、と思います。
しあわせな気持ちで食べたご飯は、
その栄養が、より効果的に
吸収されるのではないでしょうか。

逆に、たとえ食品添加物が含まれていても
楽しい気持ちで食べたご飯なら、
身体の免疫機能が高まって、
食品添加物の害は
減るのではないでしょうか。

食べることは、毎日続きます。
あれダメ、これダメばかりだと
苦しくなってしまいます。

有機とか、オーガニックなどの、
認証情報だけに頼らず、
『本来、わたしが理想とする食事』を基本に
前後3日間くらいの中で調整する、
というくらいの、ゆるさが
健康に暮らすコツなのではないかな
と、わたしは思っています。