子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのやさしい教科書

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのお役立ち情報

ガスも電気も水も止まった!でも、ごはんを作らなくちゃ④

こんにちは。

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。

毎日、毎日、まいにち、まいにち、
子育て、本当に、ほんとうに、
おつかれさまです。

今日は、阪神淡路大震災があった日。
もし、今日、被災したら、
あなたは子どもを守れますか?

子どもに、食物アレルギーがある、
しかも、
たくさんの食材に
食物アレルギーがあるならば、
ガスも電気も水も止まっても、
ごはんを作らなくちゃ!!

ぜひ『被災しても子どもを守る』ために
しっかり準備をしておきましょうね。

記事 ガスも電気も水も止まった!でも、ごはんを作らなくちゃ③】の
つづきです。

被災しても子どもを守るための準備は、
大きく分けて4つ。
あなたは、どんな対策ができていますか?

【1.衛生対策】
①トイレ(おむつ)対策
②洗髪・体の清潔対策

【2.食事対策】
①飲み物対策
②主食対策
③副食対策
④おやつ対策

【3.身の安全確保】
①睡眠環境・寒さ対策
②明るさ対策
③リラックス対策

【4.連絡対策】
①安否情報の確認対策
②子どもを引き取るまでのメンタルケア

今日は、【4.連絡対策】
確認しましょう。


【4.連絡対策】
①安否情報の確認対策

離れたところにいる夫と
どのように安否情報の確認をするのか
シミュレーションをしておきましょう。
わたしは、被災セットの中に、
スマホでの安否情報の確認手順を
プリントアウトした紙を入れています。

また、身内の自宅の電話番号や
携帯電話番号のメモと
できるだけ多くの10円玉も
用意しましょう。
スマホの充電がなくなることは
十分に考えられます。

避難の可能性がある施設の確認も
しておきましょう。

②子どもを引き取るまでのメンタルケア

ずーっと一緒にいる乳児なら、ともかく、
子どもが保育所や幼稚園、小中高等学校などへ
通うようになると、
離れた場所で、被災するかもしれません。
(2018年の秋、実際に、地震が発生し、
小中学校へ引き取りに行きました)

わたしは、子どもたちに、
普段から、折に触れて
「必ず迎えに行くから、
それまでは、先生の言うことをきいて
待っててね」
と、伝えるようにしています。

保育所や幼稚園、小中高等学校では、
定期的に避難訓練を実施しています。

しかし、塾や習い事は
どうでしょうか?

塾や習い事に行っている間に
被災したときのことも
あらかじめ、子どもに
伝えておくといいでしょう。

バスや電車も動かないでしょう。
わたしは、日ごろから、道路の確認を
一緒にするように心がけています。
また、子どもが3人いるので、
一番下から順に迎えに行くことも
伝えています。
その場を離れないよう、
よく言い聞かせておくことも
大切です。

また、逆のパターンで、
親が外出していて
子どもだけが在宅しているケースも
考えられます。

わが家の場合、
頼れる近所の人が複数いるので、
みんなの言うことをききつつ、
力を合わせて避難するか
自宅待機するように
伝えています。
(留守番ができる年齢ということは
ある程度、自己判断ができると
考えています)


あなたは、
子どもを守るために
どんな対策をしていますか?

『被災しても子どもを守る』ことについて
4回に分けて、お伝えしてきました。
アレルギーが、あろうが、なかろうが、
子連れで被災するのは、想像ができないほど
困難が伴うでしょう。
それでも、わたしたちは、
子どもと共に、生き抜かなければなりません。
できるだけの備えは、しておきたいですね。