子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのやさしい教科書

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのお役立ち情報

義父母に離乳食を急かされました

こんにちは。

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。

アレルギーが、
あろうが、なかろうが、
子育ては
大変な仕事です。

特に、
子ども自身が
自分のことが
自分でできるようになるまで。
だいたい3歳くらいまでの子育ては
本当に
毎日まいにち大変です。

毎日、毎日、まいにち、まいにち、
子育て、本当に、ほんとうに、
おつかれさまです。


『子育て相談(誕生~生後6カ月)』
というカテゴリーでは、
アレルギーの有無にかかわらず、
よく相談される
子育ての悩みについて
綴っています。

生後5カ月女児のママさんからの相談です。

『離乳食、いつから始めたらいいでしょうか?』

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そうですよね。。。
5ヶ月ごろ、なんだか、
そわそわしますよね。

かわいい歯が生えてきたら、
ますます、悩みます。

そして、そんな心を
知ってか、知らずか、
孫がかわいくて仕方ない
義父母からも
聞かされます。

「そろそろ離乳食しないの?」






はっきり言いますね。





「ほっといてくれ!!」





あなたの子どもさんは、
生後5ヶ月になりました。
そろそろ、ドラえもん
『翻訳こんにゃく』を
少しずつ手に入れて
いきましょう!
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義父母の「そろそろ離乳食しないの?」
という言葉は、
実は、「早く、かわいい孫に
いろんなものを食べさせて、
おいし~!って喜んでくれる顔が
見たいな~」ということ。

単なる、じーちゃん&ばーちゃんの
ワガママです!!

まともに受け取らず、
聞き流しましょう。



ただ、じぶんが
しあわせを感じたいだけやん!
孫の身体のことなんか、
ちっとも考えてないやん!!



未熟な身体に、無理やり食べ物を
流しいれて、
その後、その子の身体がどうなるかなんて
なーんにも、考えてないやんっ!!



この5カ月で、すっかり母になった
あなたには、母の勘が少しずつ
備わってきているのでしょう。

アメリカでは、早すぎる離乳食は
『ポイズン(毒)』とさえ
言われているんですよ!!

母子手帳の記載内容も、時代により
変わってきています。

ですから、なにを根拠にするか?




それは、あなたの目の前の
子どもさんの発達と様子を根拠に
一番いいタイミングを、
あなたが判断しましょう!


子育ては、小さな判断の
積み重ねです。

ひとつ、ひとつ、しっかり
悩みつつ、答えを出していくうちに、
揺るがない基準を手に入れることが
できます。



まず。
離乳食とは、なんぞや?


これ、わかっていますか?



離乳食とは、
乳以外の味を教える食事のことです。


メインの栄養源は、あくまでも乳。
母乳やミルクです。


だから、そんなに神経質にならなくても
大丈夫。
まだまだ、しっかり、母乳やミルクを
与えましょう!


試す食材は、おなかに優しいものに
しましょうね。
まだまだ未熟な内臓でも、
なんとか消化できそうなものを、
ということです。




それから、歯は、あんまり
関係ありません。
離乳食は、歯茎でつぶせる固さを
基準に用意します。
歯が生えたとか、生えてないとかは
関係ありません。




それよりも、わたしは、
子どもが、しっかり『お座り』が
できるかどうか、の方が
大切だと考えています。
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子どもは、この時期、
ものすごいスピードで
発達しています。
ひとつ、ひとつの発達を、
丁寧に体験させてあげましょうよ。
急いだって、いいことないですよ。


それから、わたしは、『食べること』は
『生きること』であると同時に、
『やる気』や『自己肯定感』の
ベースだと考えています。

だから、子どもの
『やりたい』という気持ちを
育てたかったら、
まずは、子どもの
『食べたい』という気持ちが
内側から湧いてくるのを、
親が、待つこと。
これが、大事だと思っています。


親は、字のごとく、
結局、木の上で立ち、
少し離れたところから、
子どもを見守るしかありません。

それならば、子ども自身の中に
『やる気』を育ててやりたいものです。


わたしの考える『食育』は、
日々の暮らしのなかの『食べること』を
通して、身体も心も育てることです。
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ブログでは、詳細を
お伝えするのは
難しいです。

よかったら、
リアルに会いに
来てください。
子どもの様子をみながら
「いま」一番ぴったりの
関わり方を
お伝えします。
心より、お待ちしております。
お問い合わせは、
こちらまで。