子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのやさしい教科書

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのためのお役立ち情報

アナフィラキシーショック症状を起こす?起こさない?

こんにちは。

子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。

子どもに、食物アレルギーがある、
しかも、
たくさんの食材に
食物アレルギーがある、と
わかったとき、
「今日から、一体、何を
どう、食べさせたらいい?」
と、途方に暮れてしまいますね。

『食物アレルギーだと、わかったとき』
というカテゴリーでは、
15年前、わたしの長女(当時8ヶ月)に
食物アレルギーがある、とわかったとき
のことを、綴っています。


あなたのお子さまは、
アナフィラキシーショック症状を
起こしますか?
それとも、
起こしませんか?

アナフィラキシーショック症状とは、
アレルギー反応が短い時間で
全身に激しくあらわれることを
いいます。


アレルゲンを摂取、あるいは接触後、
極めて短い時間のうちに
アレルギー反応が、
複数の臓器(皮膚、粘膜、呼吸器、消化器、循環器など)や
全身にあらわれ、
場合によっては命を落とすこともあります。

アナフィラキシーショック症状が
起きた場合は、
ただちに救急車を呼びます。

しかし、
アナフィラキシーの症状の進行は非常に早く、
医療機関にたどり着いたときには
処置が遅かった。。。という事態に
なりかねません。

そのため、
アナフィラキシーショック症状を起こす場合は、
エピペン(アドレナリン自己注射薬)を携帯
することを、かかりつけ医と相談しましょう。

今は、保険診療の対象です。

ただし、アナフィラキシー補助治療剤のため、
必ず、医療機関を受診します。

また、通常体重が15kg以上の方が対象です。

エピペンは、自分で注射するものです。
ですから、いざというときに、
自分で注射ができるように、
練習用トレーナーがあります。

また、保管方法に気をつけ、
使用期限も定期的に確認しましょう。



わが家では、携行していますが、
まだ使った経験は、ありません。
ない方が、いいですね。


アレルギー対応をしていると、
日常の暮らしでは、
エピペンを使うことは、
あまり想像できませんが、
課外学習や宿泊学習などでは、
使う可能性が高くなります。

そこで、我が家では、
荷物を準備するタイミングで
使用期限の確認と、
使い方の確認をしています。
また、
同行してくださる保健室の先生とも
情報を共有し、その都度、
確認するようにしています。