子育てで心がけること
こんにちは。
子どもの食物アレルギーでお悩みのママのための子育て相談カウンセラーの
森 麻紀子です。
きつい食物アレルギー児を育てて15年。
いまでは、三姉妹のママです。
このたびは、当ブログにお越しくださり、
ありがとうございます!
子どもに、食物アレルギーがある、
しかも、
たくさんの食材に
食物アレルギーがある場合、
毎日、毎日、
まいにち、まいにち、
食事づくり、
おつかれさまです。
『食物アレルギーだと、わかったとき』
というカテゴリーでは、
15年前、わたしの長女(当時8ヶ月)に
食物アレルギーがある、とわかったとき
のことを、綴っています。
食物アレルギーがある子どもを育てることと、
食物アレルギーがない子どもを育てることでは、
どのような違いがあるのでしょうか?
わたしは、違いは、ない。
と、考えることに、しました。
ただ、必要な対応があるだけ。
それが、この子の個性。
と、考えることに、したのです。
かわいそう。
食べられないものがあって、かわいそう。
そのように、考えることも、
止めました。
娘は、なにも悪いことをしていない。
ただ、身体に合わないものを食べたら、
しんどくなるだけです。
だから、かわいそうな子では、ありません。
身体に合わないものを食べないように
気をつける。
ただ、それだけのこと。
よその子と、比べることも、
やめました。
比べても、娘が、小麦や卵などが
食べられない、という事実は、
なにも変わらないからです。
食べられるものを、食べること。
できるようになったことに、
気持ちを向けること。
いま感じられるしあわせを
大切にすること。
そして、もうひとつ。
「アレルギーだから、〇〇ができない」と
アレルギーを、できないことの言い訳に
しないこと、を決めました。
アレルギーがあって、ごはんも
おやつも作っていると、
時間は、あっという間に過ぎていきます。
でも、
午前中に1回。お昼寝のあとにも1回。
公園に行くことに、決めました。
アレルギーがあっても、工夫をし、
知恵をしぼり、
時間のやりくりをし、
アレルギーがない子と同じだけの
体験をさせてやろう、と決めました。
そして、これらは、
学校の先生方にアレルギー対応を
お願いするときに、
「今まで、このような気持ちで育ててきました」
と、伝えました。
「だから、特別扱いは、必要ありません」
とも、伝えました。
だって、特別ではないもんね。
アレルゲンを食べなければ、
ほかの子と、なにも変わらない。
「必要な対応だけ、お願いします。
基本的には、本人に、やらせてください」とも
伝えました。
35人~40人いるクラスの中で、
娘ひとりで、担任の先生を独占することのないよう、
娘には、自分のことは自分でやること。
困ったときは、どうして欲しいのか、伝えること。
を、教えました。
この子を、この方針で育てる!
それが、生後8ヶ月で、わたしの中に、
しっかりとできたことは、
わたしの子育てにおいて、
とてもラッキーなことでした。
迷ったときは、いつも、この基本に
立ち返って、その都度、
答えを出してきました。
ありがたいことに、
わたしが、娘を想うのと
同じように、
もしかしたら、それ以上に、
先生方にも、クラスメートにも、
娘は、思いやりをもって
アレルギーがある そのままの娘を
受け入れてもらって
15年間を過ごせたと
思っています。
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